ミシン刺繍について調べたりしたよ その2&刺繍ミシンを買ったよ
こばは!ころとろにゃ!
…どんびきしてるみなさんこんばんは。ころとろです。32歳です!
今日はついに刺繍ミシンを買ったので、その苦楽の道のりと出来た刺繍について書くよ。
そもそもミシン刺繍とは
を参照してくれ!
今回買ったミシン
「ジャノメ スーパーセシオ9500」っていう結構旧型の刺繍ミシン。
ヤフオクで45000円くらいでした。
ちなみに、現行最新機種は600000円とのこと。当然手が届かねえ。
価格.com - ジャノメ、350種類の刺しゅうデザインを内蔵したフラッグシップミシン
だいたいのミシンで刺繍をするために必要なもの(細かい版)
・ミシン本体
(・刺繍機ユニット(ミシン本体に付属のこともある))
(・ミシン専用刺繍枠(詳細不明だけど種類によるのかも))
・刺繍データ作成ソフト(ミシン本体に同梱のものもある)
・データのやり取りをするのに必要なUSBメモリ、コンパクトフラッシュ、カードなど
(ここが面倒。USBに対応してるのは比較的最近の機種のみ)
今回は中古でしたが、刺繍機ユニット内臓、ミシン専用刺繍枠もすべてそろっているものを買ったので、のこるは刺繍データ作成ソフトとデータやりとり用の機器だけだったんですが…。
USBのマークはあれど端子がない
塞がれてやがる!試しにねじを取って開けたものの、そこには虚空が広がっていた・・・。
確認不足でしたがスーパーセシオ9500はミシン対応カードのみに対応でした。USBのマークはなぜついてるかわからないけど、まあなんか大人の事情でしょう。
ミシン対応カードとは
「ジャノメマイカード」という、コンパクトフラッシュがジャノメミシンに対応する独自カードの後ろについてるものがあり、7800円で買えました。ジャノメの場合このミシン対応カードと刺繍データ編集ソフト「カスタマイザーシリーズ」は別々に売ってるようなんですが、ブラザーとかだと対応メモリとソフトを同梱で売ってたりするみたい。
128MBで7800円ってやばい。いつの時代だよ。コンパクトフラッシュ部分を付け替えればもっと大容量にも対応できそうなものですが…。試してみる余地はありそうですね。
刺繍データ編集ソフトの値段の高さ
刺繍データ編集ソフト、まあ普通に21000円くらいする。高い。結構高い。
頑張って買おうとしたんですが、対応機種への紆余曲折もあり、今回は前のブログでも書いた以下のソフトを使うことに。
英語とスペイン語しかサイトになく、おそらくディーラーの分布から南米で主に販売されてるっぽい。以前は48時間無料の試用版を使いましたが、期限も切れたのでサブスクリプションを購入。1年で24ドル(2500円くらいか?) カード情報を渡すのがやや心配でしたが、なんとか無事に使えるようになりました。いろいろな会社さんのミシンに対応している(らしい)ので、試用版で納得できたら他社ミシン利用でもこれをつかうというのはありかもしれません。
では、作業!
まずフォトショでこんなイラストを描きつつ。ラブライブ!の南ことりちゃん。
一度ベクトルデータに変換して、さらに刺繍データに変換。
赤い線は糸の渡りを示しているのか、謎です。最初のイラストの紺の主線は余計だったので消しました。
今回はジャノメのミシン対応とある「.jef」でデータを保存。対応に「.sew」っていうのもあったのでとりあえずそれでも保存する。
ジャノメマイカードに保存
まずミシンに買ったままのジャノメマイカードをさして、フォルダを作成させ、
いったん抜いてパソコンへ。
本当は別のアダプタにコンパクトフラッシュだけをさしなおしてPCで認識させるところ、たまたま間違ってジャノメマイカードをPCカードスロットに指したんですが、なぜか認識されるの巻。ジャノメ独自のデータカードじゃなかったのか・・・?
EF1というフォルダが出来ているので、「.jef」のファイルと「.sew」を両方入れておく。どちらも同じデータから書きだしたので、まあ認識できればいいですねどちらか。
ミシンで読み込んで縫ってみました
無事読み込めました。ミシン左側の画面に南ことりちゃんがでてます。色の設定をちゃんといじってないのですが、枠と髪の毛と肌とリボンとかがちゃんと別の色で縫われる設定になっています。
これは髪を縫っているところ。
おお!それっぽくなってきた!そのまま縫いつつ。(といっても自動で縫っているので、見守っているだけですが)
縫い終わって余計な糸を切ったものがこれ。
おおお!ことりちゃんや!
下糸がなぜか緑だったのでちょっとところどころ緑ですが、ちゃんと枠もついたことりちゃんだぞ!!
およそ6センチくらいの大きさだったので、細かいところが微妙ですがなんとかことりちゃんに見えるぞ。
まあ仕方ないんですが
刺繍ミシン、やっぱりめんどくさいなあ、流行らないはずだわ…と思ったのが正直な感想。作業自体はむしろ出来ていくのが眺めてて楽しいんですが、周辺機器を集めるのが何より大変。いちいち取り寄せで時間がかかったりしてうわーもー!ってなるのがあって。お金もかかるしね。
各社のファイル形式がバラバラだったり、気軽に買えるお値段じゃないところが少しでも改善されればもうちょっと趣味としても普及するんちゃうかなあと思いました。
あと刺繍ミシン関係各社、HPの記載がとにかくわかりにくすぎてやばい。対応機種くらいはっきり表にして明記しましょうよ…。
参考にしたリンク
デコスタジオE3という海外製プロ仕様の刺繍データ編集ソフトを出している会社。検討候補に上がりましたがお値段で撃沈。便利そう。
Wilcom | The world's favourite embroidery & apparel decoration software since 1979
個人の方のブログ。SEUのことなど書いてあってかなり参考になりました。
ミシン用の刺繍糸とか買った。
海外の方が、フリーの刺繍データ編集ソフトを作ろうとしていたようなんですが、
キックスターターで設定額に達せず、やや更新が止まり気味みたい。残念…。
そんな感じです!