シュール手芸作家・ころとろのblog

シュールな手芸をたくさんつくる。ころとろがつらつらと思ったことを書いているブログですよ

婚活以前の婚活みたいな(そういえば5年目に突入した結婚生活も)、の話

こんばんは、ころとろだ。
今日は婚活以前にこーしといたほうがいいのでは?となんとなく思っている、婚活以前の婚活、みたいな話をするよ。
ちょこっと私の結婚生活のことにも触れたりするぞ。

五年目に突入した

今やほとんど忘れられているインターネット話題かと思うが、ころとろがいまの夫と出会ったのはGoogleAdwordsがきっかけで、出会ってすぐ同棲して、1年後に入籍した。

その辺のことは夫のブログに結構詳しく書いてある。

razokulover.hateblo.jp

 

当初はほんとにうまくいくのか、と思われた結婚生活だったけど、まあまあうまくいったりしつつ、先日5年目に突入した。
なんとなくだけど、こつみたいなのが見えてきた。
婚活とか、婚活以前の婚活として役に立つかもなとこもあるので、よかったら参考にしてくれ。
まあ、結婚生活というか他人との付き合い方的なあれかも。

価値観がぴったり合うことはまずないと思っといたほうがいい

いきなりひどい現実だが、夫といえど、いまだにその生き様は私にとって理解不能だし、これは事実としてしかたない。
実際全部の価値観が合うというカップルは殆どいないと思う。
けどまあすこしはあるわけで、例えば私が夫と価値観が合うというところは

・うまい飯は好き
・寿司が好き
・どちらかというとインドア派

いまぱっと思いつくことはこれくらい。
(あ、厳密な話、寿司ネタの好みは全く違う)
そもそも価値観というのを、好みとか思考の傾向の集合体ととらえたとき、そりゃいろんな要素があるわけだから全部が他人と自分でぴったり合うことってあったらむしろすごい。っていうか気持ち悪いくらいだと思う。

昔、ぼんやり結婚したいな~と思ってた時、価値観がしっかり合うほうがいい!ってなんとなく思ってたけど、どうやらこの条件はまず絶望的っぽい。

でも、なんとなく許せる範囲、大きくみてまあ同じといえなくもないかな?っていう範囲の合うでオッケー、ってかんがえてたら割と楽かと思う。実際そのほうが生活しやすかった。

自分と違う価値観を寛容に受け入れられたほうが楽

一緒に生活するとなると、もちろん許せないクセとか理不尽だって思うところは結構ある。
たとえばお金の使い方とか、メディアの好み、ごはんの好み、日々の生活では細かい衝突は絶えないと思う。
そういうときにガーッって怒ってると、すげーエネルギー使う。
ので、いったん全部「それもありかー」「こうくるかー」みたいに寛容に受け取れると自分のストレスがめっちゃ減る。
ここでそもそも、ぴったりうまくいくわけないと思ってたほうが楽っていう考えのもとだけど。

最終的にあまり心地良くない事実だけど、自分が大好きなものが大嫌いな人も存在するというのを受け入れられると、いいと思う。


まあこの話のメタ的なところ、平和より喧嘩が好きって人とかもまあいる。だからこの考えも万能ではないけど、受け入れることをとにかくできたほうが、私の経験上では生活がすごいスムーズだった。
寛容なほうが生活しやすい。

いろんなことを知って体験してると寛容になりやすくなる

とにかく寛容に、夫婦といえど全部合うわけないと思って生活するといっても、
具体的にどうしたらいいのか分かりにくいと思う。
そこで要になるのは、いろんな経験とか知識だ。
たぶん若い時の苦労は~みたいなのもちょっとここから来てるのかもと私はちょっと思ってる。
知ってると知らない、やったことあるとない、とだと、全然違う。

例えば私の場合、夫が結婚のタイミングとほぼ同時にIT業界で起業したけど、そのこと自体は私にとっては全然抵抗がなかった。
最近知ったけど、こういうときに妻が反対しないことはむしろ珍しいらしい。
私が抵抗を持たなかった理由として、実際周りにIT業界で起業してる人が多くて、そういうことについてうっすら見知っていたからというのがあると思う。

でももし、夫の起業の内容がアンティグア・バーブーダに日本の毛虫を輸出する商社とかだったら相当ビビって、もしかしたら反対したかもしれない。
毛虫は見た目にびびって図鑑でも見れないし、アンティグア・バーブーダは名前しか知らない。

実際ちゃんと調べれば、毛虫に商機があるかもしんないし、アンティグア・バーブーダはすごい楽しい国かもしれない。
知らないとそういうことに気づけない。わからないことはもやもやした不安につながって、不信感や不寛容を生み出してしまう。
逆にもし私の実家が毛虫屋だったり、親戚にアンティグア・バーブーダ人がいて、どっちについてもよく知ってたらすぐにめちゃめちゃ応援できるかもしれない。

寛容さは性格の問題みたいに言われがちだけど、実際、寛容になれるかなれないかは、知識と経験にかかっている部分が多いと私は思う。
なので結婚したいとか、いまの人間関係以外の人と付き合ってみたいと思ったら、知らないことを知識として吸収するとか、やってみたことのないことをやってみるとか、とにかくガンガンやってみるといいと思う。それがきっと役に立つ。

おさらい

ということで、婚活以前の婚活として

・価値観がぴったり合うことはまずないと思っといたほうがいい
・自分と違う価値観を寛容に受け入れられたほうが楽
・いろんなことを知って体験してると寛容になりやすくなる

みたいな話しでした。

ぼんやりした感じだけど、なんか誰かの役に立つと幸い。