シュール手芸作家・ころとろのblog

シュールな手芸をたくさんつくる。ころとろがつらつらと思ったことを書いているブログですよ

いじめマジ楽しい。けどね、って話

どうも。ころとろです。いつやるの?今でしょ!(微妙な古さ)

 

芸人の、今妊活してる人が言ってたことをふと思い出して。いじめの話。

いじめっ子から、泣くとかおろおろするのが「面白いから」いじめるんだ、といじめっられっ子だった彼女が言われるっていう話。TVではひどいーとかかわいそうーとか言われてましたが。

 

私はまあ確かになーと納得するわけです。いじめ、マジ楽しいもん。

 

私は割りといじめられっ子だったのですが、小学校の頃は腕をねじられる(「雑巾絞り」と命名された)、水をパンツが濡れるくらいかけられる(なぜか「おもらし」と命名)、同学年の奴に口答えしたと因縁をつけられ、ランドセルを帰り道5人分持たされる(前と後ろと両腕に2つずつランドセル持ちましたよ)とかはよくあった。そういう経験を持ってして言いますが。

 

実際私をいじめていた人たちは、どんな冗談よりも、どんな漫画よりも、私に理不尽な暴力をふるってるときが一番楽しそうだった。それに日本の教育が一番重視している協調性ってやつをすげー学べるし、クラスが一つになるって感じ!はある意味いじめでないと体現できないと思う。実際担任教師とか周りの何もしない子も含め、誰も助けないわけだから、一致団結してるよね!

 

で、まあそういう意味ではいじめやめろーとか、カッコ悪いとか、そういうの無駄だと思うんですよ。楽しいんだもん。ただ自分に照らし合わせて思うのは、いじめられる側の若干の副産物。

 

いじめられてると気づくわけですよ。

「今自分がいるこの世界での最高なこと=誰かを犠牲にしてみんなで楽しむこと。」

「ただし、今回自分だけが割りを食ったのは周りが全員生ゴミ以下のクソ野郎だからだ!(キラーン)」

私の場合、大人たちの介入でいじめがなくなり、謝られてみんなを許し、修学旅行に行く頃にはみんなの輪に入って楽しい思い出も作るという経過を確かにたどったのだけども。

心のどこかでは所詮みんな生ゴミ以下の人間だと思ってた。誰かを犠牲にしないと楽しみすら見つけられない人たちを軽蔑して憐れんで。さっさと中学受験してほかの地域に進学したし、今更地元で生ゴミと友情なんか語れるかよーって今でも思う。気色悪い。

 

まあこんな風に根に持つ、平気で人を見下す、こういう性格は完全にいじめの副産物かなーと思うわけです。いじめマジ楽しいけど、なんか変な感じにアレになっちゃうんだなあ、、、なんて思ってつらつら書いてみました。

 

お子さんのいる方は、ぜひいじめられる側よりいじめる側に回る子、もしくはより楽しい別の楽しみを自分で見つけられる子に育ててあげてくださいね。

 

そんな感じ。