ミシン刺繍について調べてみたよ
こんばんは、ころとろです。
今日はミシン刺繍について調べたことを書くよ。
普通の刺繍は一針一針手縫いでちくちくする奴ですね。
それをミシンでダーッとできる奴がミシン刺繍です。はい簡単な説明すぎますね。。。
今回作ったのはこんなの
今回、 市販のもののような立派なワッペンをオリジナルの柄で制作したくて、という由来でミシン刺繍に行き着きました。小ロットの製造業者さんも考えたのですが、ちょっと作りたい……程度の時のには予算的に厳しく。そんな感じの方は結構いらっしゃるかと思い、自分が調べたときにあまり情報がなかったのでまとめておきます。
ミシン刺繍の手順
まず、刺繍ミシン・刺繍機能付きミシンと、PC、USBメモリもしくはコンパクトフラッシュを用意します。
刺繍図案作成ソフトやダウンロードサイトでミシンに対応した形式の図案ファイルを作成、USBメモリやコンパクトフラッシュでミシンに図案ファイルを読み込みます。糸の色や順番の設定をして刺繍ミシンのスイッチをオンすると、ミシンが自動で図案ファイルの通りの刺繍をしてくれるというものです。
ミシンメーカーとレンタル・講座スペース
国内ミシンメーカー各社から業務用、家庭用ともに刺繍用ミシンや、刺繍機能付きミシンが出ています。
完全に業務用なのかな?
6本の糸がセットできる刺繍専用ミシンとかがあります。
本体の価格は最安で5万円くらいから。やはりいきなり買うには高い買い物ということで、ミシンレンタルやレンタルスペースがあります。
服飾関係コワーキングスペース。ブラザーの刺繍ミシンがある。3時間8000円でミシン刺繍講座を受けられます。
吉祥寺にあるジャノメ運営のレンタルスペース、もちろんジャノメの刺繍ミシンがある、1時間500円でレンタルできます。
刺繍ミシンは2泊3日で3200円からレンタルできます。
(値段間違えてました!15/10/22修正)
刺繍に使うデータの作成
刺繍ミシン用のデータの作り方は感覚的にはイラレに似ています。
パスとか描けるならとりあえずは問題なく取り組めるかと。
違う点は、
・縫い方の種類を選ぶ設定がある(タタミ縫い、サテン縫い、クロスステッチなど)
・刺繍を縫う向きの設定がある(横や縦、ななめなど)
・刺繍の密度の設定がある
(糸の密度というんでしょうか、4.0が一つの基準らしいです)
・グラデーションを刺繍で表現したいときなどの設定箇所がある。
などですかね。
データ作成環境もミシンも借りる場合のおススメ
1時間270円~からデータ作成できたり、10針10円で刺繍ミシンを利用したりできます。
(問い合わせたところ、ボビナージュではデータ作成環境のレンタルはしてないとのこと)
おうちでゆっくりデータ作成したい場合のおススメ
初期2日間無料、以降月3ドルのサーバ接続費?がかかるソフト
海外ソフトでもちろん英語です。まあ最低限のことは英語わからなくてもできました。
ビットマップの画像ファイルから図案を作ることもできます。
ちなみに、ダウンロードファイルの利用者が少なすぎてシマンテックの警告に引っかかります。自己責任で警告オフを。
海外製の刺繍データコンバート用ソフト。フリーです。これだけでは1から図案ファイルを作るのは困難なようです。
データ形式について
ジャノメは.jef、ブラザーは.pesという拡張子のデータを使います。互換性はありませんが、「my editer」などのコンバートソフトで形式変換はできるようです。
また、ジャノメのミシンの場合、いったん空のUSBをミシンに接続してフォルダを作成させ、USBメモリをミシンから外してフォルダにファイルを書込み、再度ミシンに接続して読み込み…などのちょっと手間のかかる手順が必要とか、縫う速さの設定とか、いろいろ実際は試すすがめつの部分はあります。
いくつか見つけたサイトやブログも貼っておきますね。
ミシン刺繍のデータ配布、情報発信などをなさっている方のブログ。
【装備ガイド】コンピュータミシンを使った自作刺繍パッチにチャレンジしてみた!【マジ刺繍】 | さばなび
サバゲの装備品として手作りしてみた模様をブログにされています。
ジャノメ提供の刺繍図案データダウンロードサイト。
ミシン刺繍をやってみたい方、少数でのワッペン作成をしてみたい人の助けになれば幸いです。